個人賠償責任保険の入り方とおすすめランキング~32種類調査~

公開日 2017年10月1日
更新日 2019年4月7日
保険の相談イメージ

この記事ではおすすめの個人賠償責任保険を紹介します。
個人賠償責任保険とは人に怪我をさせたり、人のものを壊したときの損害賠償金を負担してくれる保険です。
基本的に自転車事故もカバーし、補償金額は1億円以上です。下記で説明しますが、その保険が月に150円ほどと非常に安く入ることができます。

詳細は下記リンク先で説明しています。当サイトでは個人賠償責任保険は絶対に入るべき保険と考えています。

そこで、本記事ではおすすめの個人賠償責任保険ランキングを紹介します。併せて、個人賠償責任保険の入り方も簡単にご紹介します。
また、紹介するにあたって調べた各社の個人賠償責任保険の保険料や補償金額、内容なども全てお見せします。
自分にあった保険会社を見つけて頂ければ幸いです。

加入方法は大きく分けて3つ

個人賠償保険種類
  • 傷害保険の特約(単体)
  • 自動車保険や火災保険の特約
  • クレジットカードに付帯の保険
特約とは

株特別の条件のある契約のことで、平たく言うと保険のオプション

上記の通り、純粋な個人賠償責任保険は無く、何かに付随したものになります。
単体で無い理由は単価が安く、手続きをするだけでも人件費等で赤字になるからではないでしょうか。

上記3つを簡単に説明します。

1つ目は傷害保険の特約として個人賠償責任保険に加入する方法です。
傷害保険は自分の怪我や事故に出る保険で、個人賠償責任を特約として備えているものが多いです。

何かの事故を起こしたときに適用される保険であるので、個人賠償責任保険と関連性が高いです。
そのため、個人賠償責任保険を単体で入ろうと窓口に行けば、この保険をすすめられる可能性が高いです。

今流行りの自転車保険も個人賠償責任保険に傷害保険がついたものになります。
入院時の保険が付くので、保険料はどうしても高くなってしまいます。

次に自動車保険や火災保険の特約としてオプションのようにつけられたりします。
個人賠償責任保険分のコストだけが上乗せされるので、コストメリットは大きいです。しかし、どこの保険会社でも扱っている訳ではないので注意が必要です。

そして、クレジットカードのサービスとして保険が付帯出来るものもあります。
費用は個人賠償責任保険のみですので、コストメリットは大きいです。
当然クレジットカードを持っている人限定ですが、審査さえ通れば誰でも何の制約も受けることが無いこともメリットです。

以上を頭に入れて、早速ランキングを紹介します。
ちなみに当サイトは違いますが、広告費が高いものを優先的に勧めている所もありますので、ご注意下さい。

おすすめベスト5

Yahoo保険 ちょこっと保険 個人賠償保険プラン

保険料:140円/月 最安クラス
補償金額:1億円
加入条件:Yahoo!ウォレットの登録 クレジットカードか銀行口座が必要
引受会社:三井住友海上火災保険
その他:自転車事故対象 家族全員適用 示談交渉付き

1位はYahoo保険 ちょこっと保険 個人賠償保険プランです。理由は加入のしやすさです。
保険料は他のクレジットカード付帯タイプと同額レベルの140円で1億円ですが、クレジットカードを新しく作る必要が無い所が素晴らしいです。

勿論、家族全員が対象範囲になります。
示談代行もついていますし、高額になりがちな自転車事故も対象範囲内で不足はありません。

そもそも、この保険は三井住友海上火災保険が引き受けています。きちんとした保険内容になっていますので心配は無用でしょう。
とりあえずこれに入っておけば間違いないです。

Yahoo保険 ちょこっと保険 個人賠償保険プランの加入はこちら
三井住友VISAカード ポケット保険 自由設計コース

保険料:140円/月 最安クラス(150円/月、160円/月)
補償金額:1億円(2億円、3億円)
加入条件:三井住友VISAクレジットカード保有 審査さえ通れば誰でも加入可能
引受会社:三井住友海上火災保険
その他:自転車事故対象 家族全員適用 示談交渉付き

2位は三井住友VISAカードに付帯する個人賠償責任保険です。
理由は安くて補償金額を変更できる所が決めてとなっています。

保険料140円/月で1億円の補償が得られます。さらに150円で2億円 160円で3億円と補償金額を上げることができます。意外にも補償金額を上げられる保険は少ないので、希少価値があります。

勿論ですが、家族全員が対象範囲になりますし、示談代行もついています。
この保険は三井住友海上火災保険が引き受けていますので安心ですね。

ただし、クレジットカードを作らないといけないのは1つデメリットです。
そのため、前回は1位だったのですが、ランクを落としました。

審査さえ下りれば、「保険料は安い」「補償金額も選択可」とメリットが多い保険です。
選ぶ価値は十分にあるでしょう。

三井住友VISAカードの加入はこちら
楽天カード 個人賠償プラン

保険料:140円/月
補償金額:1億円
加入条件:楽天クレジットカード保有 審査さえ通れば誰でも加入可能
引受会社:三井住友海上火災保険
その他:自転車事故対象 家族全員適用 示談交渉付き

3位は楽天カード 個人賠償プランです。
三井住友VISAカードの個人賠償責任保険と保険料は同額ですが、補償金額の選択が出来ないため1つ下の3位になっています。

当然ですが、家族全員が対象範囲になりますし、示談代行もついています。
三井住友海上火災保険が引き受けていますので、他の個人賠償責任保険と内容の差は無いでしょう。

加入するためには楽天カードを保有する必要があります。
楽天カードは比較的審査が甘いクレジットカードですので、三井住友VISAカードの審査に通らなかった人に是非おすすめです。

楽天カードの加入はこちら
JCBトッピング保険 日常生活賠償プラン

保険料:150円/月
保険金:1億円
加入条件:JCBクレジットカード保有 審査さえ通れば誰でも加入可能
引受会社:損害保険ジャパン日本興亜
その他:自転車事故対象 家族全員適用 示談交渉付き

ニコス ハンディ保険 日常生活賠償プラン Cコース

保険料:150円/月
保険金:1億円
加入条件:ニコスクレジットカード保有 審査さえ通れば誰でも加入可能
引受会社:損害保険ジャパン日本興亜
その他:自転車事故対象 家族全員適用 示談交渉付き

4位は同率でJCBカード トッピング保険 日常生活賠償プランニコス ハンディ保険 日常生活賠償プラン Cコースです。
他と比較して順位が低い理由は150円で1億円の賠償と少し高いからです。

たかだか10円なので大きな差では無いですが、どうせ同じ額を払うなら三井住友カードで2億円の方が良いでしょう。
今のところ、自転車事故の過去最高額が9500万円ということもあり1億円で足りるとは思いますが。

当然、この保険も示談代行有り、自転車事故も対象範囲で「損害保険ジャパン日本興亜株式会社」が引き受けています。
既にクレジットカードを持っている、他のクレジットの審査が取らないなどの特別な事情があれば選択してよいでしょう。

JCBカードの加入はこちら
ニコス ハンディ保険 日常生活賠償プラン Cコースの加入はこちら
自動車・火災保険 個人賠償責任保険特約

保険料:約150円/月 最安クラス
保険金:無制限
加入条件:個人賠償責任保険特約のある自動車・火災保険に加入単体加入不可
引受会社:各保険会社
その他:自転車事故対象 家族全員適用 示談交渉付き

5位は自動車保険・火災保険の個人賠償責任保険特約です(厳密に言えば6位…)。なんと基本的に補償金額が無制限で保険料は150円程度とコスパが最高に高いのが特徴です。
しかし、問題は単体で入れないということです。また、全ての自動車・火災保険に特約がある訳ではありません(下記比較表参照)。

そのため、今入っている自動車・火災保険によっては入れないケースが出てきます。
個人賠償責任保険特約のある自動車保険を選択するというのも手ですが、そのために自動車の保険料が高くなってしまったら本末転倒です。

自動車保険や火災保険に多額のお金を支払っているため、安くて提供できるのであり、総合でみるとはたして本当に安いのかは疑問に残ります。コスパは最高ですが他の保険を制約してしまうということで5位としました。

よって、まとめますと、Yahoo保険 ちょこっと保険 個人賠償保険プランがベストです。
とりあえず、何も考えずに保険に入ってもいいぐらいです。

傷害保険と一緒になっている個人賠償責任保険はランク外です。
他の保険より高く、1000円は越えることも多いです。これは、個人賠償以外に怪我をしたときの入院保険も入っているからです。欲しいのは個人賠償の保険なので、無駄ものは要りません。
よってランク外ですが、「けが」の入院保険必要な方は選択してもよいでしょう。

個人賠償責任保険比較表

上記ランキングの保険を選んでおけば間違いないですが、中には信用できない方もおられると思います。
そこで、今回収集した情報を 比較表にして整理しましたので、保険料や補償金額等を比較して自分にとって最適な保険を選んでください。

比較するにあたって下記項目は必須と考え、有無を確認しました。

  • 示談代行あり
  • 対象者は家族
  • 自転車事故も対象

示談代行は必須です。
当事者同士で話をすると揉めますし、賠償金額について保険会社とも揉める可能性があります。
示談代行で、交渉を保険会社にやって頂く方が安心です。

また、自転車事故も高額賠償になりやすいため、対象範囲であることが重要です。 これら全てを確認した上で、下記の通り比較表を作成しました。

クレジットカード付帯

保険名保険料補償金額対象自転車示談代行その他引受会社詳細のリンク先
三井住友VISAカード
ポケット保険 自由設計コース
140円/月1億円家族全員入院500円/日三井住友海上火災保険各社サイトへ
150円/月2億円
160円/月3億円
JCBトッピング保険
日常生活賠償プラン
150円/月1億円家族全員(交通傷害)本人死亡・後遺障害保険 100万円損害保険ジャパン日本興亜各社サイトへ
ニコス ハンディ保険
日常生活賠償プラン Cコース
150円/月1億円家族全員(交通傷害)本人死亡・後遺障害保険 100万円損害保険ジャパン日本興亜各社サイトへ
セゾンカード
ご迷惑安心プラン[U]
300円/月1億円家族全員×?弁護士相談サービスあり(30分)セゾン自動車火災保険各社サイトへ
楽天カード
個人賠償プラン
140円/月1億円家族全員(交通傷害)本人死亡・後遺障害保険 100万円三井住友海上火災保険各社サイトへ
イオンカード
日常生活賠償プラン
540円/月1億円家族全員(交通傷害)死亡・後遺障害保険 440万円 受託品賠償責任※4 30万円損害保険ジャパン日本興亜各社サイトへ
430円/月(交通傷害)死亡・後遺障害保険 350万円 受託品賠償責任 10万円
260円/月(交通傷害)死亡・後遺障害保険 350万円
エポスカード
賠償責任重視コース
470円/月2億円家族全員傷害入院 1,500円/日 傷害通院 750円/日三井住友海上各社サイトへ

自動車保険と火災保険の特約

保険名保険料補償金額対象自転車示談代行その他引受会社詳細のリンク先
損保ジャパン日本興亜
THE クルマの保険 個人賠償責任特約
140円/月※1無制限家族全員-各社サイトへ
三井住友海上
GK クルマの保険 日常生活賠償特約
140円/月※1無制限家族全員-各社サイトへ
東京海上日動 自動車保険
個人賠償責任補償特約
140円/月※1無制限家族全員-各社サイトへ
セゾン自動車火災 おとなの自動車保険
個人賠償責任特約
140円/月※2無制限家族全員損保ジャパン日本興亜と同グループ-各社サイトへ
SBI損保
個人賠償責任危険補償特約
約170円/月※11億円家族全員-各社サイトへ
ソニー損保 自動車保険
個人賠償特約
110円/月※13億円家族全員2019年3月31日以前の契約は1億円-各社サイトへ
アクサダイレクト 自動車保険
ファミリープラス
未調査3千万円家族全員その他4つの特約もプラス-各社サイトへ
チューリッヒ「スーパー自動車保険」
個人損害賠償責任補償特約
未調査1億円家族全員2019年1月1日以降の契約は示談代行サービス付-各社サイトへ
未調査5千万円
未調査3千万円
損保ジャパン日本興亜 THE すまいの保険
個人賠償責任特約
140円/月※2無制限家族全員-各社サイトへ
三井住友海上 火災保険
日常生活賠償特約
140円/月※2無制限家族全員-各社サイトへ
東京海上日動 住まいの保険
個人賠償責任補償特約
140円/月※2無制限家族全員-各社サイトへ
セゾン自動車火災 じぶんでえらべる火災保険
個人賠償責任特約
140円/月※2無制限家族全員損保ジャパン日本興亜と同グループ-各社サイトへ
全労済 住まいる共済
個人賠償責任共済
200円/月1億円家族全員火災共済保障額300万円以上が対象-各社サイトへ
※1 特約を追加した時に増加する保険料
※2 推定値。自動車保険の特約と同等と想定

傷害保険の特約とその他

保険名保険料補償金額対象自転車示談代行その他引受会社詳細のリンク先
損保ジャパン THE ケガの保険
個人賠償責任特約
833円~/月※11億円家族全員障害死亡・後遺障害 236万円 入院(日額) 5,000円 etc-各社サイトへ
三井住友海上 ケガの保険
日常生活賠償特約
150円/月3億円家族全員障害死亡500万円・後遺障害 ~500万円 入院(日額) 2,000円 etc-各社サイトへ
東京海上日動 からだの保険 個人賠償責任補償特約1010円~/月※11億円家族全員障害死亡・後遺障害 500万円 入院(日額) 3,000円 etc-各社サイトへ
あいおいニッセイ同和損保 ケガの保険
個人賠償責任危険補償特約
660円~/月※11億円家族全員(交通傷害)本人死亡・後遺障害保険 200万円 入院(日額) 1,000円 etc-各社サイトへ
au損保 ケガの保険 日常の事故
個人賠償責任補償
380円~/月※11億円本人のみ障害死亡・後遺障害 100万円~ 入院(日額) 2,000円 etc-各社サイトへ
au損保 ケガの保険 交通事故
家族タイプ 個人賠償責任補償
580円~/月※11億円家族全員障害死亡・後遺障害 250万円~ 入院(日額) 4,000円 etc-各社サイトへ
全労済 傷害安心タイプ1200円/月※11億円家族全員障害死亡500万円・後遺障害 20~450万円 入院(日額) 3,000円 etc-各社サイトへ
COOP共済 個人賠償責任保険140円/月3億円家族全員COOP共済の保険に加入する必要あり。最安1000円/月共栄火災海上保険各社サイトへ
県民共済
個人賠償責任特約
140円/月3億円家族全員都・道・府・全国・県民共済に加入する必要あり損害保険ジャパン日本興亜各社サイトへ
その他
Yahoo保険 ちょこっと保険
個人賠償保険プラン
140円/月1億円家族全員Yahoo!ウォレットの登録が必要三井住友海上火災保険各社サイトへ
ニッセイ まるごとマモル約170円/月無制限家族全員
別居の父母
死亡保険金10万円-各社サイトへ
楽天銀行 少額あんしん保険
個人賠償責任プラン
140円/月1億円家族全員楽天銀行の口座が必要三井住友海上火災保険各社サイトへ
※1 個人賠償責任保険特約の有無による価格差が不明のため、個人賠償責任保険特約が付く一番安い保険料とした

はっきりいってかなり面倒な作業でした。一応全ての保険の約款を読み、対象範囲を確認しています。
しかし、私一人で確認したことなので、誤りがあるかもしれません。保険に加入する際は約款を自分で読むことをおすすめします。

まだまだ情報不足なので定期的にアップデートしていきますが、抜け漏れ等あればご一報頂けると助かります。

加入する際の注意事項

保険を加入する前に最低限確認してほしいことや注意事項を記載します。
参考にしてください。

約款を確認

どの保険でもそうですが、加入前に約款を読んでください。
その中でも下記の内容の確認をおすすめします。

①示談代行あり
②対象者は家族
③自転車事故も対象

本サイトで紹介している個人賠償責任保険は全て確認済みではありますが、抜け漏れはあるので確認しましょう。

既に加入していないかを確認

自動車保険や火災保険に入っている方は注意です。
特にネットでなく店頭で加入された方は知らず知らずのうちに入っているかもしれません。

入っているなら一般的には特約で入る方がコスパが高いので、そのままでいいでしょう。
ただし、その保険を解約したときに個人賠償責任保険も解約されることを忘れてはいけません。

傷害保険と個人賠償責任保険は別物

ここを見ている方なら大丈夫かと思いますが、個人賠償責任保険と親和性の高い傷害保険は混同しないようにしましょう。
個人賠償責任保険は単体での加入がクレジットカード付帯以外なら殆ど無く、傷害保険の特約として加入に誘導されるかもしれません。

傷害保険は自分の怪我を保険でカバーするものです。
それに対し、個人賠償責任保険は相手の怪我や損害を保険で補償するもので、対象が全然違います。

よく分からない場合は保険料で判断しましょう。保険料を見て500円/月越えている場合はセットされています。
個人賠償責任保険に対し、傷害保険は高いので、必要な方だけ加入しましょう。

自転車保険は解約

自転車保険=個人賠償責任+傷害保険

一般的に自転車保険は個人賠償責任保険に加え傷害保険が足されたものです。
傷害保険が不要であれば自転車保険は不要です。個人賠償責任保険1つにしましょう。

ただ、自転車保険は高くはないので、個人賠償責任保険を解約して自転車保険に絞るものありです。

まとめ

お勧めはクレジットカード付帯の個人賠償責任保険に加入することです。
安く、保険会社は大手なので、クレジットの審査さえ通ればデメリットもほぼありません。

また、火災保険や自動車保険の特約で個人賠償責任保険をつけることができたりします。
これも安く、補償基金額が無制限だったりするので、あれば選択してもよいでしょう。

最後に加入前には約款を読んだり、既に加入していないかを確認しましょう。
月々たったの150円程度なので、入ることを強くおすすめします。

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