おすすめETFを紹介~2019年 カテゴリー別 おすすめ4銘柄~

公開日 2019年1月20日
分析のイメージ

この記事では国内外株式と国内外債券の4つのカテゴリーごとでおすすめのETFを紹介します。
流行り廃りの無い銘柄を選んでいますので、長期投資に向くオーソドックスなものになります。

選び方はごく単純な方法であるため自分でも選ぶことは可能ですが、自分できっちり選ぼうとすると意外に手間だったりします。
そこで、本記事では丁寧にデータを集めて調べて見えてきたおすすめETFを紹介・解説します。

結論 カテゴリー別おすすめETF

先に結論を書きます。
解説等不要の方はここだけ読んでください。

おすすめは下記3銘柄です。
カテゴリーは国内株式と国内債券と外国株式と外国債券です。

国内株式
ブラックロック・ジャパン iシェアーズ・コア TOPIX ETF
国内債券
NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信
外国株式
NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
外国債券
NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

おすすめは以上になりますが、私が実際に買うとなったら外国株式と外国債券のETFは買いません
詳しい解説は下記に記載しますが、「外国株式ETFを買うなら非上場投資信託の方がよい」「外国債券はリスクヘッジに使えない」からです。

よって、本当におすすめは「iシェアーズ・コア TOPIX ETF」と「NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信」になり、今年購入予定です。

リスクとリターンの相関図

もし、ETFを購入する場合は、リスクを分散する目的でそれぞれのカテゴリーに分散投資することをおすすめします。
比率はリスクをどれぐらいの取れるかで、各自決めて欲しいです。
一般的な考え方として、投資期間を長く取れるならリスクを取ってもいいでしょう。

選択の流れ

次の3STEPでおすすめを決めています。

  1. ベンチマークの選定
  2. 信託報酬が少ない順でランキング
  3. 騰落率や出来高のチェック

ETFはベンチマーク連動の運用が基本ですので、ベンチマークの選択が肝になります。
ベンチマークは分散が効くか、扱っているETFが多いかを考えて選んでいます。

そして、同じものをベンチマークとするETFの中で信託報酬が少ないものを選びます。
騰落率も確認しています。騰落率は分配金を含めた基準価額の増減を示すので、分配金利回りは見る必要がありません。

それでは上記の流れに沿って選んだETFを詳しく紹介します。
ちなみに今までで出てきた単語が分からない場合は、まずこちらのページを読むことをおすすめします。
この記事では単語の説明は極力割愛させていただきます。

国内株式

ブラックロック・ジャパン iシェアーズ・コア TOPIX ETF

ベンチマーク:TOPIX(配当抜き)
信託報酬:0.06%(税抜)同ベンチマークETFの中で1位
騰落率(3年):10.88% 同ベンチマークETFの中で1位
平均出来高:154,353口 問題なし
最低買付金額:1555円
管理会社サイト:ブラックロック・ジャパン iシェアーズ・コア TOPIX ETF

2018年1月12日現在

TOPIX連動のETF6銘柄の中で信託報酬が最も小さいETFになります。
これはどんなひとにもおすすめ出来るETFです。

ベンチマークはTOPIX

国内株式のインデックスで有名所は日経平均株価(日経225)やTOPIX(東証株価指数)がありますが、私はTOPIXを選択しています。
TOPIXを選択する理由は、分散が効きやすいからです。

日経平均株価の計算は基本的に株価の平均であり、構成は225銘柄と少ないです。そのため株価の大きなものの影響を強く受けます
下記グラフをご覧ください。

日経平均株価とTOPIXの構成比率比較

左の円グラフが日経平均株価の構成比率を示したもので、上位10銘柄で33%、上位30位までだと半分以上 です。
その中でもファーストリテイリングの株価が約50000円と非常に大きく、構成比率はファーストリテイリングが約10%も占めます。

ファーストリテイリング1社の株価の動きがかなり影響します。
株価は時価総額とは関係がなく、時価総額国内トップのトヨタでも株価が7000円ほどなので構成比率は1%ちょっとしかありません。

一方TOPIXは時価総額で指数化しており、銘柄も2000近くあります。
右の円グラフを見てもらえばわかる通り、日経平均株価と比較して上位30位の占める割合がTOPIXは少ないことが分かります。

トヨタは時価総額があまりに大きく、構成比率約4%を占めますが、殆どは2%以下ばかりがずらっと並びます。
よって、TOPIXの方が分散が効きやすいのでおすすめです。

補足として、TOPIXであろうと日経平均株価てあろうと連動は配当金無しの指数と信託報酬を控除した分配金抜きの基準価額との連動になります。
配当金が入っていないため、配当込みの成績も確認する必要がありますので、騰落率も確認しています(後述記載)。

信託報酬が同ベンチマークETFの中で最安

TOPIX連動ETF 信託報酬と騰落率の相関関係

信託報酬が最も小さいものを選んでいます。
上記グラフに示す通り、信託報酬と騰落率は負の相関があり、信託報酬が低い方が騰落率の数値が大きくなっています。

ここでいう騰落率は配当金を再投資した基準価額の騰落率(変化率)です。
言い換えれば、配当金を再投資した時のリターンと考えてください。

この相関より、信託報酬が安い=効率的な運用が出来きて、リターンも大きくなっていると考えることが出来ます。
よって信託報酬の最も安いものを選択しました。

出来高も多く問題なし

最後に出来高を確認します。設定日が2015年10月20日と比較的若いですが、総資産が2000億円越えであり、出来高も十分あります。
取引で売買出来なくて困ることは無いでしょう。

よって、国内株式のETFを買うならブラックロック・ジャパン iシェアーズ・コア TOPIX ETFをおすすめします。

国内債券

NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信

ベンチマーク:NOMURA-BPI総合
信託報酬:0.07%(税抜)非上場投資信託は0.14%
騰落率(1年):1.31% 非上場投資信託は1.13%
平均出来高(90日):1,141口 少ない
最低買付金額:10,020円
管理会社サイト:NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信(2510)

2018年1月12日現在

国内債券は上記の1つしかありません。選択の余地はありません。

ベンチマークはNOMURA-BPI総合しかない

国内債券のインデックスで有名なものはNOMURA-BPI総合しかありません。
よって、ベンチマークもNOMURA-BPI総合一択でしょう。

投資信託と比較して信託報酬は安い

ETFが1つしかなく比較出来ないので非上場投資信託と比較すると、最も安い投資信託で税抜0.14%であるので、上記のETFの方が信託報酬は安く、リターンも大きいです。
投資信託と異なりETFは購入手数料が発生するので、注意は必要ですが、ある程度まとめて買えるならETFの方が有利に働くでしょう。

出来高が少ない点が気になる

このETFは2017年12月11日に設定されたこともあり、総資産が4億円弱と少なく、出来高も少ないため取引が少なめです。
買いたいときに買えない、売りたいときに売れないことになりかねません。

ただ、確実に資産は増えているので、長期保有出来る方は買っても良いでしょう。
直近で売却する可能性がある方は、非上場の投資信託をおすすめします。

外国株式

NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信

ベンチマーク:MSCI-KOKUSAI指数
信託報酬:0.17%(税抜)同ベンチマークETF中で1位 しかし非上場投資信託の方が安い
騰落率(1年):-10.85% 同ベンチマークETFの中で1位
平均出来高(90日):2053口 少ない
最低買付金額:9,250円
管理会社サイト:NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信

2018年1月12日現在

為替ヘッジありを抜いたMSCI KOKUSAIをベンチマークとするETF4銘柄の中で、最も信託報酬の安いものです。
為替ヘッジありにすると、ヘッジコストという余計なコストが発生するので、為替ヘッジなしが良いでしょう。

ベンチマークはMSCI KOKUSAI Index

ベンチマークにMSCI KOKUSAIを選んだ理由は先進国22ヶ国に分散投資出来ることと、メジャーなインデックスで、様々なETFのベンチマークに採用されているからです。
インデックスは他にも新興国の対象のものやアメリカだけのものもあります。

新興国は市場規模が小さく基盤も信用できないので、先進国優先で良いでしょう。

アメリカ単独は分散が効きにくくなり、トランプ大統領の影響を受けやすいので、避ける方が無難です。
ただ、アメリカの市場は大きく、他のインデックスにしてもどのみちアメリカの影響を大きく受けます。

信託報酬が同ベンチマークで最安

MSCI_KOKUSAI連動ETF 信託報酬と騰落率の相関関係1

国内株式と同様に信託報酬と騰落率(リターン)の相関図を調べました。
上記の通り、信託報酬の安いものが騰落率の数値も大きく、成績が良いので、信託報酬が最も安いものをおすすめします。

上記のグラフは楽天証券さんのデータから作成したのですが、1銘柄データがありませんでした。
そのため、他のサイトのデータを活用した結果も下記に載せています。

MSCI_KOKUSAI連動ETF 信託報酬と騰落率の相関関係2

一部リターンの順位が変わっていますが、信託報酬とリターンが共にトップは変わっていません。
よって信託報酬が一番安いものが良いでしょう。

出来高は少し少ない

2017年12月11日に設定されたということもあり、総資産が少なく、出来高(取引量)も少ないです。
徐々に伸び続けているので、長期保有するなら問題ないと思いますが、短期で売買するなら買いたいときに買えない、売りたいときに売れないといった状況が発生するかもしれません。

もし、出来高が気になるなら「ブラックロック iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF」の方が出来高が多いので、そちらを選択してください。
信託報酬は0.19%と少し高くなります。

非上場の投資信託の方が良い

理由は分かっていないですが、ETFより非上場の投資信託の方が信託報酬が安いものが結構存在します。
例えば、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」なら信託報酬が税抜0.109%でETFより安いのです。

外国株式ETFは外国株式を組み入れるのではなく、他のETF等を組み入れているので、コストが2重にかかっているからかもしれません。
ETFに拘りが無ければ非上場投資信託を購入する方が良いでしょう。

外国債券

NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

ベンチマーク:FTSE 世界国債インデックス
信託報酬:0.12%(税抜)同ベンチマークETFの中で1位
騰落率(1年):-4.66% 同ベンチマークETFの中で1位
平均出来高(90日):1745口 少ない
最低買付金額:9,310円
管理会社サイト:NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

2018年1月12日現在

ベンチマークがFTSE 世界国債インデックスの中で、最も信託報酬が安いものを選んでいます。

ベンチマークはFTSE 世界国債インデックス

FTSE 世界国債インデックスは以前シティ世界国債インデックスと言われており、基盤がしっかりしている先進国の債券が対象です。
外国株式でも説明した通り、先進国全般に分散するのが、分散によるリスク低減が出来て良いでしょう。

信託報酬も最安

対象が2銘柄しかないのですが、信託報酬が安い方を選んでいます。
騰落率(リターン)も大きい方になります。

出来高もOK

設定日が2017年12月11日とまだ1年しか経っていないこともあって、総資産が少なくて出来高(取引量)も少なめです。
長期保有するなら問題ないですが、短期売買するなら売りたいときに売れないといった状況に遭遇するかもしれません。

一応おすすめを書きましたが、外国債券への投資はあまりおすすめしていません。
私独自の理論ですが、外国債券は為替の影響を受けるため、リスクが高く、リスクヘッジに使えないと考えているからです。

「超簡単 お金の運用術 山崎 元」の本でも外国債券の投資はすすめていません。
プロの言うことを聞いて、投資をしなくて良いでしょう。

まとめ

国内株式
ブラックロック・ジャパン iシェアーズ・コア TOPIX ETF
国内債券
NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信
外国株式
NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
外国債券
NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

以上をおすすめします。
ETFは購入時に株価と同じ手数料が発生するので、買う場合はある程度まとめた単位で購入することをおすすめします。
それができない場合は非上場の投資信託を選択するのも手でしょう。