【2018年版】私が実際に買うと決めた! 厳選のおすすめ投資信託

公開日 2018年1月21日
2018年おすすめ投資信託のイメージ

この記事では今年2018年に本当に私が買うことに決めた投資信託を紹介します。
投資信託の選び方~初心者でも簡単に実践出来る6つのポイント~という記事を書いておいて、具体的に「じゃあ何がおすすめなのか」言わないのは失礼ですよね。
そこで、私が今年買うと決めた投資信託を理由と共に紹介します。投資信託購入の際、参考にしてください。

但し、私はNISA口座を使って投資するため、証券会社は1つに絞られます。よって、私のNISA口座のあるSBI証券で取り扱いのある投資信託からの紹介になります。決してSBI証券の回し者ではありません。
また、選定は基本的にインデックス運用で買付手数料0(ノーロード)のファンドに限定しています。
そこはご了承ください。

国内株式 投資信託

国内株式 投資信託のイメージ
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

運用方法:TOPIX連動のインデックス運用
トータルリターン(3年):10.88% 同カテゴリのインデックス運用の中で2位
信託報酬:0.1728% 国内株式インデックス最安
シャープレシオ(5年):1.15 1以上で資産運用効率は高い
その他:買付手数料は無料 一般NISAとつみたてNISAも対象商品

2018年1月20日現在

選んだ理由は圧倒的な手数料(信託報酬)の安さです。

インデックス運用とはTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価(日経225)のような指標と連動した実績をあげる運用のことであり、ファンドによるリターンの差は少ないです。
そこで、一番大事なのは手数料(信託報酬)です。安く運用出来る方が結果的にリターンも大きくなります。
事実、このファンドはSBI証券の取り扱う国内株式インデックス投資信託の中で、手数料が1番安く、かつリターンも2番目に大きいものでした。

信託報酬という手数料は保有し続ける限りずっと必要なもので、年○%書かれています。当然利益が出ていなくても払います。

同じ運用方法で同じようなリターンなら手数料が安い方が良いのは当たり前でしょう。人気も高いです。

今年は買わないですがもう1つおすすめの投資信託があります。

ニッセイ日経225インデックスファンド

運用方法:日経225連動のインデックス運用
トータルリターン(3年):10.92% 同カテゴリのインデックス運用の中で1位
信託報酬:0.27% 国内株式インデックス運用の中で2位
シャープレシオ(5年):1.14 1以上で資産運用効率は高い
その他:買付手数料は無料 一般NISAとつみたてNISAも対象商品

2018年1月20日現在

これも捨てがたいです。
リターンは上の三井住友日本株インデックスファンドよりも少しだけ高く、インデックス運用の中でリターンが1番でした。
信託報酬は少し高いですが、0.1%と大きな差では無いです。

そして、一番大きな違いは日経平均株価をインデックスとした運用をしている点です。

但し、現状TOPIXでも日経平均株価でもリターンや値動きにそこまで大きな差はありません。
日経平均株価は数値を出す際、東証1部の中から225銘柄を取捨選択していますが、TOPIXは東証1部全ての株を対象にして算出しています。
TOPIXの方がより広い銘柄の株価を反映した値動きになります。

どちらを選んでも良いですが、手数料の若干の安さと去年2017年にニッセイ日経225を買ってたということもあり、リスク分散のため別の三井住友日本株インデックスファンドにしました。

国内債券 投資信託

国内債券 投資信託のイメージ
三井住友・日本債券インデックスファンド

運用方法:NOMURA-BPI連動のインデックス運用
トータルリターン(3年):1.25% 同カテゴリの中で3位
信託報酬:0.1728% 同カテゴリの中で最安
シャープレシオ(5年):0.98 資産運用効率は高くない
その他:買付手数料は無料 一般NISA対象 つみたてNISAは対象外

2018年1月20日現在

リターンが高い部類の中で、最も手数料(信託報酬)が安いものを選びました。
国内債券のリターンは年1~2%と少ないので、手数料が効いてきます。アクティブ運用ならインデックス運用より0.5%ほど高かったりします。
リターンに対する手数料のウエイトが大きいですね。

さらに国内債券はリターンだけでなくシャープレシオも低いので投資効率は悪いです。
それでも保有する理由は、安定性が抜群で大不況が来ても価額はそう下がらないからです。

よって、リターンや投資効率より安定性を求めるものなので、保有する手数料(信託報酬)は勿体ないです。
信託報酬の低いものが良いでしょう。

ちなみに、国内債券は数が少ないので、インデックス運用は無視して選びましたが、結果的にインデックス運用になりました。
国内債券のインデックス(指標)はNOMURA-BPIぐらいしかありません。今回もNOMURA-BPIのインデックス運用です。

外国株式 投資信託

外国株式 投資信託のイメージ
ニッセイ外国株式インデックスファンド

運用方法:MSCI-KOKUSAI連動のインデックス運用
トータルリターン(3年):6.22% 外国株式インデックス運用の中で1番高い
信託報酬:0.204% 外国株式インデックス運用の中で最安
シャープレシオ(3年):0.39 資産運用効率は悪い 但し外国株式インデックス運用の中で1番高い
その他:買付手数料は無料 一般NISAとつみたてNISAも対象

2018年1月20日現在

選んだ理由はインデックス運用の中で一番リターンが高く、手数料(信託報酬)が低かったからです。

しかし、外国株式の選択は少し難しいです。何故なら、世界と一言で言っても地域は様々であり、インデックス(指標)も多いからです。
SBI証券が取り扱う外国株式の投資信託を全数チェックしました所、22種類のインデックス(指標)がありました。
とても多いですね。
アメリカ株式市場を対象にしたS&P 500やNYダウとかは耳にしたことがありませんか。また、新興国株式を対象としたMSCI-エマージング・マーケット・インデックスというものもあります。

様々なインデックス(指標)がある中でおすすめは全世界をターゲットにしているMSCI ACWIかMSCI-KOKUSAIです。
世界に投資する理由はリスクの分散であるため、出来る限り地域を限定しない方がよいと考えているからです。
どちらのインデックスでも良いですが、年リターンがより高かったMSCI-KOKUSAIの投資信託を選びました。
また、MSCI ACWIは新興国も対象ですが、MSCI-KOKUSAIは先進国のみですので安定性が期待できますね。

インデックス運用以外も見ましたが、信託報酬が高いので止めました。いいアクティブファンドがあれば買いたいのですが、納得のいく投資信託は見つけれらていませんでした。

番外編その① 外国債券

外国債券 投資信託のイメージ

私は外国債券の投資信託は買いません。外国への投資、リスク分散は外国株式の購入量でコントロールするつもりだからです。
詳しくは日本人には不向き 外国債券をおすすめしない理由をご覧ください。

しかし、絶対買ってはいけないという商品でも無く、むしろ買っても良いとも思っているので、買うならどれにするかの視点で紹介します。

三井住友・DC外国債券インデックスファンド

運用方法:FTSE世界国債インデックス連動のインデックス運用
トータルリターン(3年):-1.43% 外国債券インデックス運用の中で1番損失小
信託報酬:0.2268% 外国債券インデックス運用の中で最安
シャープレシオ(5年):0.77 資産運用効率は悪い 但し外国債券インデックス運用の中で1番高い
その他:買付手数料は無料 一般NISA対象 つみたてNISAは対象外

2018年1月20日現在

これも例に漏れず手数料の安さで選んでいます。インデックス運用の中では一番信託報酬が低く、リターンも高いです。
同じインデックス運用なら信託報酬ほ低さ=リターンの高さになっていますね。

シャープレシオが低いですね。1以上が投資効率が良いとされていますが、1を大きく割っています。
ここ近年円高の影響で業績が悪いからでしょう。インデックス運用の外国債券投資信託はどこも同レベルなので、気にする必要はないでしょう。

グローバルだけで見ていますが、先進国で市場が安定している米国だけの外国債券投資信託も選んでよいと思います。個人的にはトランプ政権により不安定なので、積極的には選びたく無いので、グローバル全体のインデックス運用の投資信託をおすすめします。

番外編その② 国内株式アクティブ運用

国内株式アクティブ運用 投資信託のイメージ

先ほど紹介した国内株式の投資信託はインデックス運用の中で選んでいます。
統計的にはインデックス運用が優れているというデータはあるのですが、本当に良いものを選べばアクティブ運用の投資信託の方がリターンが得られるのでは?とも考えています。

そこで、気になるアクティブ運用投資信託も紹介します。

ひふみプラス(ひふみ投信)

運用方法:アクティブ運用 割安株への長期投資
トータルリターン(3年):22.68% 国内株式インデックス運用の倍
信託報酬:1.0584% インデックス運用並み
シャープレシオ(5年):1.97 当然インデックス運用を大きく上回る
その他:買付手数料は無料 一般NISAとつみたてNISAも対象

2018年1月20日現在

知っている方も多いと思います。
元々はひふみで口座を開き、直接買うことしか許されていませんでしたが、今はネット証券で買えます。
手数料は安く、リターンも大きいです。インデックス運用の倍あります。SBIの取り扱う国内株式の投資信託の中で、30番目以内に入っています。(2018年1月20日調べ)

そして、何よりも注目しているのがつみたてNISAの対象商品であることです。

つみたてNISAについてはつみたてNISAどっち(リンク)で説明していますが、アクティブ運用の投資信託は15本しかありません。その中1つです。
さらに、つみたてNISAで買える投資信託の中でリターンはトップです。(2018年1月18日現在)

つみたてNISAの対象商品である条件は手数料が安く、長期で安定して利益の出せることです。
公的機関がすすめているので、安心ですね。

さらにひふみの拘りは販路を絞っていることです。
最初はひふみで口座を開いた人しか買えず、ハードルが高かったです。また、今も大手証券会社では取り扱っていません。
大きな資金が集まりすぎるとその売買に資産が揺さぶられ、安定した投資ができないことを嫌ったためだそうです。

前からずっと気になってはいましたが、つみたてNISAの商品になって一気に購買意欲が増えました。
正直、買うかもしれません。

ちなみにひふみ投信とひふみプラスは同じ商品です。ひふみプラスは証券会社で買えますが、ひふみ投信はひふみで口座を開かないと買えません。

参考 私の買い方

参考までに私の投資信託の買い方も宣言しておきます。

一般NISAの枠を使いますので、1年間で120万円投資します。
毎月10万円ずつを国内株式と国内債券、外国株式に3等分にして買います。
少しずつ買う理由はリスクの分散です。沢山買った直後に価額が暴落すれば、いきなり損失を抱えることになります。それを避けることが目的です。
下がると分かっていたら買わないのですが、素人の我々にはタイミングを狙って買うのは困難でしょう。だから、毎月分散して買います。

タイミング分散イメージ

但し、価額が下がっている途中であれば、少しタイミングをずらして、ある程度落ち着いてから買います。それぐらいは臨機応変に対応します。

そして、1度買うと決めたら商品は変えません。
インデックス運用なら1年ぐらいで欲しい商品がコロコロ変わることもありません。
なので、私は毎年この時期に見直しだけして、後は定期的に買うだけです。手間がかからず簡単です。

投資信託って商品はこういう買い方が合っていると思います。
もっとがんがん取引をしたいって方は投資信託より株とかおすすめはしないがFXとかが良いでしょう。

まとめ

下記3つの投資信託を毎月少しずつ買います。

  • 国内株式 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
  • 国内債券 三井住友・日本債券インデックスファンド
  • 外国株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド

選定で重視したことは手数料(信託報酬)の安さです。インデックス運用ではファンド差が少なく、結局手数料の安さが我々のリターンも高さに繋がります。
また、インデックスにも色々あるので、インデックスを理解して選ぶことも大切になります。